放置から始まる歯列不正

 
ひどい歯列不正は、最初からそうだったわけではありません。
軽い歯並びの乱れを、放置していたためにひどい歯並びとなったのです。
早くに処置をしていれば、簡単に治せました。
しかし、放置した結果、複雑な治療が必要となりました。
治療期間も、治療費用もかさむようになります。
世の中のことすべてがそうです。
処置を放置したために、そのつけがあとで出てきます。
歯並びの乱れを治す時も同じです。
歯並びの乱れは、早めに治しましょう。

 
 

原因に対する考え方と治療方針

 
歯並びが悪いのは、歯の並ぶスペース(場所)が不足しているから
そのスペース(場所)を広げる
歯に正しい機能力が加わっていなかった為なので、歯に正しい機能力が加わるようにする
具体的には、顎の大きさが小さすぎるからなので、顎を拡大し、歯の並ぶスペース(場所)を作る
歯が前にき過ぎのときは、奥歯を後ろに押して、歯の並ぶスペース(場所)を作る
歯に”正しい機能力”が加わるようにするために、咀嚼（そしゃく）訓練を実施する
 

長 所

・歯を抜かずにすむ
・痛くない
・費用が安い
・しかも､その都度払いで負担額がとても少ない
・一回の治療時間が短い
・装置を自分で脱着できる
・日常生活を妨げないことも可能
・食事中は外すので食べやすい
・装置を外すので歯磨きが楽
・歯磨きが楽で虫歯になりにくい
・後戻りがすくない
・噛む機能重視
・幼児から始められる

短 所

・本人の自覚、協力が必要
・多数歯を一度に動かせない
・歯体移動ではない

 
 

原因に対する考え方と治療方針

歯並びが悪いのは、歯の並ぶスペース(場所)が不足しているから(ここまでは同じだが)
歯を抜いて場所を作る(ここが全く違う)

考え方の違い

顎を拡大したりしようとしない
奥歯を後ろに押して歯の並ぶスペース(場所)を作ったりしようとしない
歯の機能をあまり考えておらず「歯は一見きれいに並んだが、良く噛めない」ことも起きてくる

長 所

・多数歯を一度に動かせる
・本人の協力は、特別必要ない
・発音にあまり関係ない
・慣れてしまうと、装置を入れているという
・異物感は少なめ

短 所

・歯を抜くことがほとんど(多くの場合、奥歯4本)
・高額の費用、しかも前払いで一括のことが多く負担額が大きい(途中でやめても返金されない)
・痛い(装置装着後)
・自分では外せない
・保定装置が不可欠
・噛む機能を軽視
・幼児からは無理
・歯の神経が死ぬことがまれにある
・歯の根が短くなる短根化が起こりやすい

 
 

相談料：5,500円～11,000円(税込)

ただし、純粋に矯正治療のみご来院では、
お口全体のレントゲン撮影：2,200円～(税込)
お口全体の歯型どり・模型作成：3,300円～(税込)
以上の費用のかかる場合があります。
 
そして以下のことについて話します。
・今の歯並びのまま放っておいたときの問題点と逸失利益(損害)
・歯列育成矯正とは何なのか
・一般の歯列矯正との相違点
・どういうことを､いつまでして､いくらくらい費用がかかるのか
 

資料作成料：36,300円(税込)

写真撮影・模型作成・コンピュータによる噛み合わせの分析診断など、矯正治療を始めることが決まって、歯型をとるときにかかります。