虫歯は「感染症」(胎児の時には虫歯菌はいません)

虫歯の原因菌は、食べ物の口移しで移ります。
その機会の最も多いのが、お母さん。
虫歯菌の強さは人それぞれ。
虫歯の多かったお母さんの虫歯菌は強い。
だから、その子の口に移った虫歯菌は強く、虫歯が出来やすい。
 

虫歯は「生活習慣病」

甘い物好きで、歯磨きをあまりしない人は、虫歯になりやすい。
家庭での習慣(食生活・生活習慣・特に歯磨き習慣)は、母親によって決まります。
虫歯の多かったお母さんと同じ生活パターンでは、当然虫歯になりやすい。
 

どうして高齢になると、虫歯になりやすいか？

それは「唾液の流出量低下のため」(自浄作用の低下)
特に薬をいろいろ飲んでいる人は、その副作用で唾液が出にくくなります。
歯ぐきがやせたり、入れ歯の使用で、虫歯になりやすい所もできます。
そこで、今までどおりでは、虫歯だらけに！
高齢になると治療も大変。
苦労・お金・時間など、再治療しないですませるのが一番！

 
 

予防こそが肝心！

日本だけが「虫歯天国」Why?
なぜなら、フッ素の応用が低いのは、先進国中、日本だけ。
日本では、水道水にフッ素が添加されていません。
ですから、日本では自分で何とかしなければなりません。
歯磨きだけでは、完全な虫歯予防が不可能なのです。
 

家庭では歯磨き後、寝る前に泡状フッ素の歯ブラシ塗布

3ヶ月に一度のフッ素塗布を併用することが望ましいです。
ちょっとの手間ですむ、フッ素の応用こそが最適！

 
 

PMTCの流れ

・口腔内の確認
　歯周病の状態汚れ（歯垢・歯石の有無）
　虫歯、動揺の有無
・ポケット内の洗浄
　流水しながらポケット内外の歯垢や歯石を除去します。
　これより口腔内細菌（お口の中の歯周病菌）を少なくしていきます。
・研磨
　普段の生活で傷ついてしまっている歯を研磨ペーストを用いて機械で磨きます。
・歯間部の清掃
　デンタルフロスや歯間ブラシを用いて胃、歯と歯の間の汚れを取ります。
　これにより歯間の虫歯を防ぎ、歯肉マッサ―ジにもなります。
・歯肉マッサージ
　デンタルK又はプレスクラブでマッサージしていきます。
　これより、爽快感が得られます。
・歯肉消毒
　EO水で洗浄し、炎症を落ち着かせます。
・洗口
　洗口液、又はEO水でゆすいでもらいます。
　お口の中もスッキリ、歯周病を予防します。
 

ご自宅でのセルフクリーニング

良好な口腔内環境を維持するにあたり、最も差が付くのが、ご自宅での歯磨き、セルフクリーニングです。
 
セルフクリーニング詳細はこちら

 
 

発展的3Mix-MP治療

 
ほとんどの方が、虫歯＝歯を削る。
そのようなイメージをお持ちだと思います。が、歯科医療は発展を遂げ、今では極力歯を削らず虫歯を治す方法が発明されています。その２つの治療をご紹介します。
発展的3Mix-MPとは、3種類の最新抗菌剤を混ぜることで多くの口腔細菌に対応できるよう調合した薬剤です。
 
虫歯組織の上に3Mix-MP抗菌剤をおくと、そこに存在する細菌を全て殺す事ができます。
そのため歯質を削ることがなく、神経に近い虫歯であっても神経を残し、詰める方法で治すことができます。
また、神経治療にならないことにより、治療時間も大幅に短縮できます。

 
 

歯科用根管拡大装置・X-スマートプラス

 
できる限り歯を残すため、神経の治療には最先端機器を使用！
患者さんにとっては、安心、安全で治療時間が短くなるというメリットがあります。
 
歯の根の治療は非常に難しいのです。
歯の根は複雑で狭くて暗く直視できない。
歯の根っこや底に穴があいてしまうリスクもある。
この根管拡大器材を使用して歯の根っこの神経の通り道を拡大する治療をより楽に、より短時間で行えるようになります。
 
神経の治療をした歯が、根尖性歯周炎にならないよう、最先端機器を活用し、慎重に治療を行います。

 
 

根管長測定機能付き超音波スケーラー

 
根管長測定機能が内蔵されていて根管洗浄ができる超音波スケーラーです。
根管長測定しながら根管洗浄をすれば、タッチパネル表示と音でお知らせするので、根尖付近かどうかを目と耳で確認しながら洗浄がおこなえます。
 
ソルフィーFでは、スケーリング、ペリオ、エンド、レトロエンドなどチップの種類が豊富で様々な治療に対応いたします。

 
 

EMAT治療は、歯科医療における新しい治療法の一つです。

 
EMATは「Electro-Magnetic Acoustic Transducer」の略で、電磁気学と音響学の原理を組み合わせた技術です。
 
この治療は歯の根の中を掃除し、骨の溶かされているところに高周波を当てて殺菌し、歯の根の中にゴム状の薬を入れて栓をします。
高周波を当てることで殺菌だけでなく、ご自身が本来持っている「骨芽細胞」という骨をつくる細胞を活性化させ、溶けてしまった「歯を支える骨(歯槽骨)」が元の状態に戻っていく治療です。
 
従来の歯科治療に比べて非侵襲的であり、歯の組織への負担が少ないため快適性が高く、治療時間も短縮されます。
また、EMAT治療は歯の表面を傷つけることなく、歯の組織を保護しながら治療を行うことが可能です。
 
EMAT専門サイトはこちら

 
 

歯を失う大きな原因である歯周病の革命的治療
口臭・起床時のお口の不快感よ「さ・ら・ば！」

歯周病の本態をカンジダ菌感染症としてとらえ、塗り薬で治す簡便で楽な画期的な治療法！
①検　査…歯周ポケット診査・Ｘ線検査
②急性症状〔歯肉のはれ・痛み〕の改善・抗生剤の内服・外科的処置
③お口全体の除石(こびりついた歯石を取り除きます)
④正しい歯磨き習慣の確立
⑤深い歯周ポケットのＳＲＰ(病気の歯肉内部の清掃)
⑥同上部位への軟膏注入によるバイ菌退治(歯科医院にて)
⑦健康になった歯肉の維持・メインテナンス・音波振動歯ブラシ、ソニッケアープラスの使用
⑧定期検診(3ヶ月後・6ヶ月後・12ヶ月後)
 

治療コース

初期治療 歯ぐき磨き
・歯磨きのみでなく、歯ぐきのバイ菌を除去し、歯ぐきマッサージを行う。
歯石除去
・バイ菌のすみかになっている歯石を除去。(歯磨きではとれません)
本格治療 キュレッタージ
・バイ菌と毒素の除去(歯の根と歯ぐきに入り込んだバイ菌と毒素)
薬物療法
・バイ菌自体をたたき、増殖阻止　※キュレッタージをしてからでないと、歯ぐきの腫れることがあります。
①歯ぐきに塗る薬
②歯ぐきの中に入れる薬
③内服薬(ジスロマック)
ソニックケアー
・音波振動による画期的な歯ぐき磨き。
定期検診
・これなくして健康維持は不可能！今までの努力が水の泡！

 
 
ADゲル消毒は、歯科医療分野で用いられる消毒方法の一つで、主に歯周病治療や根管治療などで使用されます。
 
この方法では、特定の薬剤を含んだゲル状の物質（ADゲル）を使用して、歯肉のポケットや根管内部の細菌を減少させ、感染を抑制します。
ADゲルは、抗菌作用を持つ複数の成分を組み合わせたものであり、これにはしばしば抗生物質や抗菌剤、そして時には消炎成分も含まれます。
このゲルは、細菌が繁殖しやすい歯肉の深いポケットや、感染した歯の根管内に直接適用されることで、局所的に高い消毒効果を発揮します。

 
 

歯磨き指導を受け、しっかり学びケアすることで未来に差が現れます。

歯磨き剤を使わない「えっ？どうして？？？」
舌先でのペロペロチェック？「なに？これぇー？？？」
歯磨きの目的って何？
歯垢（プラーク）の徹底除去！(プラークとはバイ菌の固まり)
プラークはうがいだけでは取れず、虫歯、歯槽膿漏の原因です。
１日１回・徹底歯磨きの勧め！
1日3回ちょこちょこ磨きでは、隅々のプラークは取れない！
それが虫歯、歯周病の始まりだが、プラークが悪さを始めるまでには時間がかかる！
1日1回でもいいから、徹底的に綺麗にするほうが良いのです。
院長の勧める、夜歯磨き剤不要！
歯磨き剤を使うと磨いているうちに泡泡になりませんか？
泡泡にならないから、磨き残しをなくし、歯茎のマッサージにも時間をかけることが出来ます。
新聞、テレビを見ながら洗面所以外の場所でも磨けるから時間をかけてじっくり磨ける！
歯磨剤を使うと清涼剤に惑わされ、スーッとして、うまく磨けた気になる。(実は、全然うまく磨けていない！)
歯磨き剤を使わないと、本当にきれいになるまで時間をかけて磨けます。
歯磨きは、明るいところで鏡を見ながら、前向きな気持ちで実践しましょう！

歯ぐきのマッサージ方法

歯ブラシの毛の堅さは柔らかめで、持ち方は鉛筆と同じ。
歯ぐきマッサージの目安
歯茎から出血が無くなればOK！大体、2〜3週間。
院長の勧める カンタン、手軽な歯磨き効果の確認法
まず、左か右一方のみがっちり磨き舌でペロペロさわってみる。(つるつる、ざらざらを比較してみる)
そのまま寝て翌朝、舌でさわって比べてみる。
定期検診の有効性
歯磨きは継続が大切なので、私たちプロが定期的にチェックすることで、
磨き残しが無いかをお知らせできます。
それにより予防、そして早期発見、早期治療が出来ます。

 
 

今までのやり方と決別し、しっかり磨ける歯磨きを行いましょう！

① 磨く時間を長くする
磨く時間が短くては綺麗にはなりません。しっかり時間をかけましょう。
時間に余裕を持ち、まずは3分間頑張りましょう！(日本人の平均歯磨き時間は45秒)
② 歯磨き剤を使わない
磨き残しが多くても、歯磨き剤に含まれる清涼剤で、いかにも綺麗になった錯覚を持ってしまうので良くないので、朝のみ歯磨き剤を使うにとどめる。
③ 歯ぐきを一緒に磨くつもりで
歯ぐきを一緒に磨くつもりで歯の根元を磨くようにする。
特に歯と歯のすきまに歯ブラシの毛先が入り込むようにすると良い。
④ 磨いてみたら舌で触って確認してみる
特に一番奥の表と裏がツルツルならOK！
⑤ 自分にあった歯ブラシを選んでもらう
歯科医院で自分にあった歯ブラシを選んでもらい、歯ブラシ指導を受ける。

 
 

当院にて採用している歯ブラシ

 
・クラプロックス ハイドロソニックPro 電動歯ブラシ
歯磨きの徹底には電動歯ブラシが有効的ですが、なんでも良いわけではありません。
当院にてオススメする電動歯ブラシは、音波式振動歯ブラシで、歯や歯茎を傷つけることのない特殊なヘッドの歯ブラシです。
音波式電動歯ブラシで口腔内を清潔に保ち、ご自宅でも歯周病対策を行ってください。

・クラプロックス歯間ブラシ
ブラシ先端が細かく、歯間の狭いスペースにもしっかりと入り込んで汚れを掻き出します。
ブラシは柔軟性があり、歯間や歯ぐきのラインに沿って簡単に曲がり、痛みを感じることなく効果的に清掃が可能です。
異なるサイズが用意されており、個人の歯間のサイズに合わせて最適なものを選ぶことができます。
コンパクトで持ち運びに便利な収納ケースが付属し、外出先でも使用できます。

・歯ブラシのルシェロ